NPO法人朝鮮通信使縁地連連絡協議会 善隣友好の道

資料カード

J.Ⅲ-13 : 朝鮮国王孝宗親筆額字

所蔵区分 日本側所蔵記録 記録区分 Ⅲ 文化交流の記録
材質 紙本墨書 形状 巻子装
  • 法量〔縦×横〕 47.0×253.0㎝
  • 概要・内容等 朝鮮国王孝宗(李淏)が自筆で「霊山法界崇孝浄院」と墨書したもので、1655年の朝鮮通信使が携行して日光を訪問し、徳川将軍家光を祀る大猷院に額字として寄進した。「霊山法界」は日光、「崇孝浄院」は家光廟所の大猷院廟を表すという。末尾に「乙未孟夏下浣」の年紀墨書、「以政以徳」と捺された朱印がある。
     この時、大猷院には銅製灯籠、銀製香炉、楽器なども併せて寄進され、現存している。この使行は、1651年に没した家光の弔いを目的の一つとしていた。徳川将軍と朝鮮国王の親密な交流を証するものとして貴重。 
  • その他

▼写真等

通信使のイラスト

対馬