NPO法人朝鮮通信使縁地連連絡協議会 善隣友好の道

資料カード

K.Ⅰ-02 : 邊例集要

所蔵区分 韓国側所蔵記録 記録区分 Ⅰ外交記録
材質 紙本墨書 形状 冊子装
  • 法量(縦×横) 33.8×24.6㎝
  • 概要・内容等 1598年(宣祖31年)冬から1841年(憲宗7年)まで朝鮮後期日本との外交関係を記録した本である。本には日本との外交事項を30個余りの項目に分けて記録したが、各項目の事実は当該の主題の謄錄や狀啓などを参考にし、年代順に要約し纏めたものである。項目別の順番は大概東莱府士の状啓が前にあり、これに対する礼槽と備辺司の回啓、朝廷での論議の結果を東莱府へ下る回下と關文などの順序に並んでいる。その内容は主に日本との使臣来往、使送船舶、貿易関係、漂着人送還、諸般規定及び条約、倭館官舎など朝鮮後期日韓両国間での出来事に関連した内容が大体収録されている。文禄慶長の役以後約250年にわたる朝鮮と日本の交渉経緯が一目瞭然に記述され、項目別に分類されており朝鮮後期対日関係研究において重要な資料である。
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