NPO法人朝鮮通信使縁地連連絡協議会 善隣友好の道

資料カード

K.Ⅱ-35 : (粛宗37年)通信使行列図

所蔵区分 韓国側所蔵記録 記録区分 Ⅱ旅程の記録
材質 紙本彩色 形状 その他(書画)
  • 法量(縦×横)
    道中行列図 7.2×3738.0㎝
    登城行列図 7.2×4172.0㎝
    帰路行列図 7.2×3965.0㎝
    帰国行列図 7.2×4300.0㎝
  • 概要・内容等1711年に江戶へ行った通信使行列を迎える様子を描いたものである。行列の順序、配置する、人足、馬の数を事前に正確に把握するため描いたもので、行列に誤りをなくすための下準備の一環であった。
    1711年の通信使の往来時、幕府の応接担当総責任者である土屋政直が対馬藩に絵の制作を命じると、対馬藩が対馬の画家である俵喜左衛門の主管の下で江戸で活動する町絵師を動員し、141日間にかけ14枚を制作したと伝わる。現在は10枚が伝わり、四ヶ所に分けて所蔵されており、その内4枚が韓国国史編纂委員会に所蔵されている。これは全体を揃え完全な状態で残っている唯一の作品である。
    この作品は制作の経緯、制作の主体、保管の経緯がはっきりわかる代表的な作品で、一般大衆に最も知られている作品である。
  • その他

▼写真等

通信使のイラスト

対馬